【入学者&保護者目線】NCC 新潟コンピュータ専門学校オープンキャンパスの感想

こんにちは、先日新潟県にある『NCC 新潟コンピュータ専門学校』のオープンキャンパスに、姪の保護者として参加してきました!
というのも、姪の両親がデジタルイラスト系に詳しくないことと、私が過去に多少かじっていたということが理由です。

今回も結論からお話すると

少しでも入学を迷っているならオープンキャンパスに参加してみよう!
学校の事・授業内容の事・学費の事等、色々な疑問が解消します!


※詳しい内容は最後に記載してあります

のい
のい

実際に見たり聞いたりする事で色々な事がわかりました!

と言う流れをJAMのオープンキャンパスの記事の方でもやりました(笑)

NCCは名前にも「コンピュータ専門学校」とあるように、プログラムについて学習する事が軸になっている学校です。

その中にもキャラクターデザイン科やCG・Webクリエイター科というようなグラフィック関係の学科もあり、そちらの方の実習体験(授業体験)に参加してきました。

ですので、プログラム系の実習体験の様子を知りたい方に詳しいお話はできませんが、NCC全体に関しての感想をお話していきますのでよろしければ最後までご覧くださると嬉しいです。

この記事でわかること
    • オープンキャンパスとは
    • 入学予定者視点(グラフィック専攻)でのオープンキャンパスの感想
    • 保護者視点でのオープンキャンパスの感想

オープンキャンパスとは

※JAM側の記事の繰り返しになってしまいますがご了承下さい

オープンキャンパスは大学や専門学校などの教育機関が定期的に開催するイベントで、その学校に進学を考えている方やその保護者が学校ついて詳しく知るイベントです。

オープンキャンパスで知れる・体験できる事
  • 学校の特色や授業内容
  • 学費や受験について
  • 在校生や教師との交流
のい
のい

進学を検討している学生やその保護者にとっては、学校選びの参考になる重要なイベントです。
学校の雰囲気や学生たちの様子を目の当たりにできるので、入学の際にとても参考になると思います。

NCCのオープンキャンパスの印象

それでは実際に参加してみたNCCのオープンキャンパス印象についてお話していきます。

こちらもJAM同様に移動費や県外の方への宿泊費補助制度がありますので、まずはこちらをご確認ください。
※交通費全額補助は2023/7/1までのようです

学校自体について

NCCにも多数の学科があり、何を学びたいかで選ぶ学科が変わってきます。

    学科一覧
    • AIシステム科 (定員15名)
    • 情報システム科 (定員50名)
    • ゲームクリエイター科 (定員100名)
    • eスポーツ科 (定員25名)
    • キャラクターデザイン科 (定員25名)
    • CG・Webクリエイター科 (定員35名)
    • IT総合科 (定員10名)
    • 大学併修科 (定員20名)
のい
のい

定員の合計は280人とかなりの人数ですね。
特にゲームクリエイター科が突出して多いです!

わんたろう
わんたろう

プログラマーメインの専門学校の中でグラフィック科があるのは、早くからプログラマーとグラフィッカーがどのように話をすり合わせて仕事をするかが学べそうでいいね!

NCCはJAMと違い、オープンキャンパスのどの日程でも好きな学科の実習体験ができます。

ですので、気になる学科が複数ある場合は何度か足を運んでみるのも良いと思いますよ!

学校の外観はオフィスビルのような外観をしており、一見しただけでは専門学校の建物とは思えない外観でした。
ですので、最初は「ここで合ってるのかな?」と少し困惑してしまいました。

わんたろう
わんたろう

地下1F~地上7F建ての建物で、全てのフロアが色々な専門学校のフロアになっています。
ちなみにNCCは6・7Fの2フロアでしたが、かなりの広さでした!

館内には学生の内定情報や就活情報が貼られていたりと、卒業後を視野に入れている情報が特に印象に残っています。

受付からオープニング

1Fのロビーに色々な専門学校の学生さん(案内担当)がおり、「本日などこのオープンキャンパスに参加ですか?」と尋ねてきます。

そこで「NCCです。」と伝えると、NCCの学生さんがエレベーターまで案内してくれます。

メイちゃん
メイちゃん

NCCのオープンキャンパスには2回参加したのですが、日時があまり開いていなかったからか受付の人が私の事を覚えていてくれたのが嬉しかったです!

そしてエレベーターで移動した先で大きなホールに連れて行っていただき、そこで受付表に記入をしてオープニング開始まで待機します。

その際にお茶とボールペンを頂けますので、飲み物や筆記用具を忘れても安心です!

そして今回の参加者をざっと見たところ、やはりプログラム系の学校ということもあり男女比が8:2~9:1くらいでかなり男性率が高めな感じでした。
オープンキャンパスだから制服の子が多いのかなと思ったのですが、こちらもJAM同様にほぼ全員私服でした。

保護者同伴率は1割程度と思った以上に低く、この時の保護者は全員女性でした。

わんたろう
わんたろう

NCCでもやっぱり母親が付き添うケースが大半ですね。
ちょっと難しいお金(学費)の話もありますので、数字に強い保護者が参加した方がいいと思います!

そして暫く待ちオープニングが開始。

そこでは各学科の教師が直々に自身が担当している科の最近の活動についてのお話をしてくれました。
制作物だったりイベント参加の様子だったりと、学校生活でどのような事をするのかを説明していただけました。
各教師の特徴や様子もわかるので、入学前に教師について気になっている方には良かったと思います。

学生視点でのオープンキャンパスの感想

姪はデジタルイラスト方面に進みたい気持ちがあったため「キャラクターデザイン科」で学科体験をしてきました。
そして最近はメタバースについて興味があるとの事で、2度参加して「Live2d(Vtuber等を作るソフト)」「3ds Max(3DCGを作って動かすソフト」の基本を学んできました。

のい
のい

Live2dは個人で手が出せるソフト(体験版もあり)ですが、3ds Maxはゲーム業界や映画業界でも使われているようなソフトのため価格も凄いです。(体験版はあるが1年で30万円弱で買い切りなし)

ソフトやPCの値段も考えると、本気で3DCGの道を歩もうとするならば専門学校に通って学ぶこと事も視野に入れるべきだと思います。

姪の話をまとめるとこのような印象だったそうです。

授業の雰囲気
  • 良い機材を使っていたと思う(PCに詳しくないので印象)
  • イラストレーターよりプログラマーになりたい人が行く学校だと思う
  • 女子率が低いから男子が苦手な子は大変だと思う
授業の内容(Live2d)
  • Live2dの授業ではパーツの動かし方について教えてくれた
  • 触った事があるソフトなので内容自体は目新しい物ではなかったが、教師・生徒共に親切に教えてくれた
授業の内容(3ds Max)
  • 某有名キャラクターを作成→動かすまでを体験できた
  • したい事が絵を描く事が基本になる事だったので、丸や四角から物体(物やキャラ)を作り出すという事はやりたい事とは違った

VRやARに興味があったためこの2つの授業を受けてみたようですが、3DGCは姪がやりたい事とは違ったようでした。

入学前にこのような気付きができる事もオープンキャンパスのメリットですね。

メイちゃん
メイちゃん

VR上にVtuberのようなキャラクターを作ってみたいと思って受けてみた授業だったのですが、3D空間に表示させるキャラクターはイラストではなく3DCGだという事がわかりました。

3DCGは私には合いませんでしたが、実際に触れてそれが知れてよかったです!

保護者視点でのオープンキャンパス

NCCもJAMと同じくオープンキャンパスの来校者への対応や案内は、殆どを在校生がしていました。

男の子が多いからかもしれませんが、NCCの方がたどたどしい対応をしている子が多かったと思います。

だからこそ、社会人になる前にこのような経験を詰める事はメリットになると思います。

1回目の参加は保護者説明会

どこの学校も同様だと思いますが、参加が1回目の保護者は保護者説明会に参加する事になります。

HP上で記載されている「学校概要説明」「就職説明」「入試・学費説明」「施設見学」の2部構成になっていました。

個人的に記憶に残っている点をいくつかあげておきます。

1部
  • NCCの成り立ちや特別性についてのお話を沢山されていました。 特に記憶に残っていることは「屋内施設に5G回線を専用で設置されている場所は他にはほとんどない事」「Unity(ゲームを作りやすくするためのソフトのようなもの)と提携している事」ですね。
    卒業後にゲーム会社で働きたい子に合っている学校という印象でした。
  • eスポーツ科は夏休み前までは他のプログラム科と同じような授業を受けて資格を取り、その後ゲームの練習に入っていくそうです。 ただ、学校側が「卒業後は一般企業に就職し、土日にゲームの大会で賞金を稼ぐ」というビジョンを持っているようなので、ゲームが上手くなるための科ではなくプロゲーマーを目指している子とその親に対しての折衷案のような学科なのだと思います。
2部
  • 学校の就職内定率やどのタイミングから就職活動をするかの説明がありました。 就職活動は9月から開始ということで、2年制で入学した場合は入学した年(1年生)の9月からだそうです。 2年制だと入ったばかりですぐに就職活動が始まるため、かなり慌ただしくなり心の準備もあまりできなさそうな印象がありました。 ですので、学校側も生徒側も3年制を勧めていました。
  • AO入試についてや学費についての説明もあり、AO特待生制度についてのお話もありました。 特待生はSS(学費全額補助)~Cランクまであるのですが、去年度のSSランクは0人だったそうです。 事実を教えて頂けるのは助かりますが、学生や親に夢を持たせるためにも人数は公表しなくてもよかったかもしれませんね(笑)
のい
のい

聞いた内容よりもなによりも1部のお話が2時間近くあった事と、学校の歴史みたいなお話もあり後半は集中力がかなり低下していました。

デスクワークが苦手な保護者さんは途中から話の内容が頭に残らないかもしれません……。

2回目は授業体験参観

2回目は姪の体験授業を参観させて頂きました。

3ds Maxの説明を聞きながら「昔は私も似たようなソフト(Mayaという3DCGツール)を触ったなぁ」と昔を思い出しながら、先生の説明のもと姪達が頑張ってキャラクターを作っている風景を眺めていました。

ただ、授業体験という事もあり、初めて触った人でも出来るくらいの内容だったため学校のレベルがどのくらいかまではわかりませんでした。

のい
のい

頑張る若者の姿っていいものですね!

ところで、最近の子達はドラゴンクエストに出てくる「スライム」を知らない子が多いそう。

私らの世代じゃ知らない人も少ないと思いますが、これも時代ですかね……。

最後に

オープニングがあった大きなホールに戻り、進行役の方のアナウンスでオープンキャンパスは終わりました。

結果としては姪が求めている学校ではない事がわかりましたが、それが分かった事も収穫でした。

お互いの感想を総括するとこのような感じになります。

  • 学生は明らかに男性が多い(9:1~8:2程度)
  • 機材は業界で使われているレベルの機材が揃っている
  • 学科の定員数からわかるように、ゲームクリエイター(プログラマー)を目指す子がメインになっている
  • 2年制だと入学してすぐに就活が始まってしまうため慌ただしくなってしまう
  • 県内の色々な企業の案件に携わっているため、在学中に社会経験が積める

NCCは在校生の就職内定者を貼りだしているところからもわかるように、卒業後に就職する事を第一に授業が組まれているようです。

親としては安心できる反面、それに耐えられるお子様かどうかを見極めて入学させてあげる必要があるかもしれませんね。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

NCCの他にもJAM(日本アニメ・マンガ専門学校)のオープンキャンパスにも参加し、その内容も書いています。

もし興味がありましたらご覧いただけると嬉しいです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました、またみてね!

のい
のい

レザークラフト・ブログと、2つの副業にチャレンジ中。
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