
こんにちは、先日新潟県にある『JAM 日本アニメ・マンガ専門学校』のオープンキャンパスに、姪の保護者として参加してきました!
というのも、姪の両親がデジタルイラスト系に詳しくないことと、私が過去に多少かじっていたということが理由です。
ちなみにこの専門学校は、マンガを描くための勉強・イラストを描くための勉強・ゲーム関係のグラフィック制作をするための勉強をする+卒業後に社会で働くための勉強・経験をするための専門学校です。
まず、結論からお話すると
少しでも入学を迷っているならオープンキャンパスに参加してみよう!
学校の事・授業内容の事・学費の事等、色々な疑問が解消します!
※詳しい内容は最後に記載してあります

実際に見たり聞いたりする事で色々な事がわかりました!
JAM 日本アニメ・マンガ専門学校に進学を検討している学生さん・社会人さん、それに保護者さんの中にはこのように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

絵を描くの業界に進みたいんだけどJAMに進学しても大丈夫?
どのような授業でどのような環境なのか知りたい!

子供が入学したいって言ってるけど、専門学校に進学する意味ってある?
将来の就職先は大丈夫? 学費も高いし何とかならない?
そのような悩みを解決する後押しになるポイントを、実際にオープンキャンパスに参加した私と姪の両方の視点でお話していきます。
- オープンキャンパスとは
- 入学予定者視点でのオープンキャンパスの感想
- 保護者視点でのオープンキャンパスの感想
オープンキャンパスとは

オープンキャンパスは大学や専門学校などの教育機関が定期的に開催するイベントで、その学校に進学を考えている方やその保護者が学校ついて詳しく知るイベントです。
- 学校の特色や授業内容
- 学費や受験について
- 在校生や教師との交流

進学を検討している学生やその保護者にとっては、学校選びの参考になる重要なイベントです。
学校の雰囲気や学生たちの様子を目の当たりにできるので、入学の際にとても参考になると思います。
Jamのオープンキャンパスの印象

それでは実際に参加してみたJAMのオープンキャンパス印象についてお話していきます。
参加するにあたっての移動方法によって学校から補助がでますので「遠方でお金がかかるからちょっとなぁ」と思っている方も、まずはこちらをご確認くださいね。
学校自体について
JAMには多数の学科があり、どのような制作物に携わりたいかで選ぶ学科が変わってきます。
- アニメーター科
- 3DCGアニメ・ゲーム科
- キャラクターデザイン科
- ゲームグラフィック科
- コミックイラスト科
- マンガクリエイト科
- マンガ・イラスト・キャラクター科
- トータルクリエイター科
- 大学併修科
- デジタルイラスト科

沢山の科があるから、どれにしたらいいのか迷う……。
どのような物が作りたいのか・携わりたいのか判っている方はそれを選べば良いと思いますが、「あっちとこっちのどっちがいいのかな?」と思っている方は、ぜひオープンキャンパスで開催されている授業体験を受けてみて下さい。
日によって開催されている授業が違うし定員もあるため、お目当ての授業がある場合はお早めに申し込むことをお勧めします。
そして学校の外観ですが、一目でわかるくらいにアニメ・マンガ感をアピールしていました。

わかりやすいといえばわかりやすいけど、気恥ずかしく感じる人はいるかもしれないね!
館内も同様で、エントランスには卒業生が手掛けた作品が展示されたりもしています。
もちろん卒業生全員がそのような華やかなデビューを出来るわけではないのはわかりますが、ちゃんと毎年実績があるんだなぁと感心しました。

いつか姪の作品も張り出される日がくる事を願ってます!
受付からオープニング
エントランスで入学予定者(姪)が渡された書類に記入をしたら大教室に案内されオープニングまで待機。
その際に多数の中から好きな飲み物を1つ選ばせて貰えました!
飲み物も好みがありますので、こういう配慮も何気に嬉しいです♪
そして今回の参加者をざっと見たところ、男女比が4:6くらいの多少女性率が高めな感じでした。
オープンキャンパスだから制服の子が多いのかなと思ったのですが、全員私服(1人だけ制服だったかな?)でした。

制服でくる子の方が真面目感はありますが、逆に浮いちゃって気恥ずかしかったかも?
保護者同伴率は1割程度と思った以上に低く、保護者の男女比は2:8くらいでした。

やっぱり男親が子供の行事につきそう事はまだまだ少数派なんですね。
男の子はあまり印象にありませんでしたが、女の子は在学生を含めヲタグッズ(缶バッジやぬいぐるみ)を装備している子をちらほら見かけました。
同じ趣味の子と交流するきっかけ作りでしょうか? 無事に見つかったら良かったと思います!
そして暫く待ちオープニングが開始。
そこでは教師の挨拶の後に在校生が制作物についてプレゼンをしており、このプレゼン経験も卒業後の営業等に役に立つ経験なんだろうなと思いました。
学生が制作・運営しているVtuberもプレゼンしており、モデル制作もさることながら声をあててる子の喋りが上手で驚きました。
おそらく授業でしか使っていないため登録者数も動画数も多くないですが、何か勿体ない気がしますよね。

このようなプレゼンが授業の一環になっている事もJAMの特色の1つだと思います。
ちなみに授業でVtuber運営をするというものもあるそうです。
興味のある子にとってはとても楽しそうな授業ですね!
学生視点でのオープンキャンパスの感想
姪は3つのコースの内(開催日によってコース内容が変わる)、デジタルイラスト体験を選んで授業体験をしてきました。
姪の話をまとめるとこのような印象だったそうです。
- 良い機材を使っていたと思う(PCに詳しくないので印象)
- 学びやすそうな・楽しそうな教育環境だと感じた
- 友達が作りやすそう(趣味が似ているもの同士があつまるため)
- イラストツールは「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」だった
- 内容としては線画+仮塗りしてある画像に影をつけるというものだった
- 普段デジタルイラストをしているのであまり目新しい内容ではなかった
家である程度PCで絵を描いている姪にとってあまり目新しい事は無かったそうですが、未経験の子もいるでしょうから仕方ないと思います。
「このような勉強をしますよ」というチュートリアルのようなものでしょうからね。

色塗りが上手いと褒められたのが嬉しかったです!
私は今までiPadでアイビスで絵を描いていましたが、学校や業界ではクリスタを使うようなので練習のためにも購入しました!
※フキダシのキャラクターは実際に姪が描いたものです
ということで、iPadで「ibis Paint(アイビス)」を使っていたそうですが、学校ではクリスタを使う事になるので早速購入したようでした。

行動の速さはやる気の証拠ですね。
若者のやる気は私には眩しいっ!
同じようにイラスト業界を目指す方は購入した方が良いと思います。
と言うのも、他のツールでついた癖って抜くのがなかなか難しいからです……。(経験談)



使っている機種はiPadの第10世代といわれているものとApple Pencilです。
かなり高い買い物だったけどお小遣いを貯めて買いました!

別の授業も気になるようで、またオープンキャンパスに参加する事になりそうです。
参加後(6月末~7月頭)にその話も追記しますので、よろしければまたご覧ください!
保護者視点でのオープンキャンパスの感想
オープンキャンパスの受付や来校者の対応や案内は、殆どを在校生がしていました。
このように紙やPCに向かって制作という内側だけでなく、外側に対して活動する機会を設けられているというのも良いと思いました。

私も昔は知らない人と話すことが苦手でしたが、仕事でそのような機会が増えて苦手意識はなくなりました。
ですので、若いうちからこのような機会が得られるのはコミュニケーションが苦手な人にはとても良いと思います!
初回は保護者説明会
オープニングが終わると入学予定者が選択した授業体験が始まり、同伴した保護者は参加が初めてなら「保護者説明会」に参加します。
JAMの公式HPにもあるように教育方針、学科の特長、卒業後の状況についてのお話と、奨学金、一人暮らしの生活サポート情報のお話が2部に分かれて説明されていました。
特に(私として)記憶に残っている点をいくつかあげておきます。
- 各学科に担任・副担任制度があり、1クラス30~40と中学・高校と同程度の大きさになっており、頻繁に担任・副担任と面談を設けて個人の悩みなどを聞いていくそう。 それにより各生徒の変化に眼が行き届くようになっているようです。
その他にもスクールカウンセラー(日本産業カウンセラー協会所属の専門家)に何回診て貰っても費用はかからないそうです。 内向的な子が多い学校だと思いますので、親としては助かりますね。 - 授業は1日6受業制(1授業50分)で、年間約900時間の授業時間とお話していました。 確か授業時間が800時間未満だと「専門学校」と名乗れないらしく、「卒業証明書」も発行されないそうです。 ですので、その場合は学歴に書く事はできず専門学校卒でなく高卒となってしまうそうです。 JAMは学校名にも専門学校と記載されておりきちんと卒業証明書も発行されますので、就職時にもちゃんと経歴として扱われてますので安心ですね。
- 1部でも説明はありましたが、詳しい学費についてのお話がありました。 AO入試のメリットや生徒や家庭状況によって適した奨学金があることの説明などがありました。 近年は色々な事情で片親である事は少なくなく、家計に余裕が無くて子供を専門学校に入学させてあげる事ができないと思っている方もいらっしゃると思います。 授業料免除や給付金や無利子の奨学金などもありますので、無理だと思う前に一度オープンキャンパスで説明を受けてみて下さい。
- JAMから離れて住んでいる方へアパートや寮の説明もありました。 遠方で現地までアパート探しをしに来れない方は学校がおすすめしている賃貸を選べば大丈夫だとは思います。 ちなみに実家から離れて暮らしている生徒が寮に入っている割合ですが、男子は約1割・女子は約4割だそうです。 女子は1人暮らしさせると心配なのでという理由で割合が高いそうで、男子は寮に入りたがらないそうです。 きっと自由な1人暮らしを満喫したい子が多いのでしょうね(笑)

実際に直接話を聞きに行くと、私の頃とは専門学校の仕組みや制度は変わってきているんだなと感じました。
JAMに限らず特化させたい能力を持っている子がいるのなら、大学にこだわらず専門学校を選ぶことも良いと思いました。
そしてオープンキャンパスに参加すると、入学選考料免除や入学金半額給付(合わせて65,000円)のAO入試を受ける権利が無条件で与えられます。
オープンキャンパスに参加しなくてもAO入試は受けられますがそれなりの条件がたるため、学校の様子を知る事も含めてオープンキャンパスに参加してみる事をお勧めします。

そしてAO特待入試を受ける事もでき、良い判定を貰えれば更に授業料が一定額~全額免除になるなど、かなり家計が助かる制度もあります。
親目線として、JAMの入学を希望しているお子様にはなんとか頑張って頂きたい!
余談ですが、学校で配布されている資料(生徒の作品集)とそれを入れるための紙袋です。
どちらも凄く力(とお金)を入れているのが見て分かりますね!

最後に
体験授業を受けていた姪と合流し、終わりの挨拶を聞いてオープンキャンパスは終了しました。
私も姪も「実際に行ってみて良かった」という感想でした。
お互いの感想を総括するとこのような感じになります。
- 学生はおそらく女性の方が多い(4:6~3:7程度)
- 機材は現業界で通用するレベルの物が、各分野分揃っている
- アニメ・マンガ好きが集まってくるため、同好の友人が作りやすい
- 分野的に内向的な人間が多いため、そのような人に対するケアが考えられている
- 在学中に企業の案件に携わる事ができるため、卒業後の覚悟がしやすい
JAMは保護者よりも学生(特に内向的な子に)目を向けている学校なんだなという印象でした。
人付き合いが苦手だけど絵を描くのが好き!という方はこの学校も選択肢に入れてみると良いと思いますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
今回のような記事の他にも副業に関する記事を書いていますので、もしよろしければご覧ください。
在学中や卒業後にイラストを副業にしたりする際に役に立つと思いますよ。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました、またみてね!
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